能力を開花させる独自の教育体系
本校では、独自の教育理論に基づく先進的な学習カリキュラムを実施。「3ブロック制」と「MIシラバス」を通して生徒一人ひとりの能力を最大限に引き出し、世界で活躍できる未来のリーダーを育成します。
「3ブロック制」とは中高の6年間をA(1年・2年)、B(3年・4年)、C(5年・6年)の3つに分けた体系的なプログラムです。国際基準の教育メソッドを取り入れながらも日本の教育的強みを活かした本校独自の指導方針を反映し、各ブロックで明確な教育目標を設定。成長のステージに合わせた学びを提供します。Aブロックではすべての土台となる基礎学力の構築に注力し、Bブロックではその知識を応用して論理的思考力や創造性を育み、Cブロックでは進路目標の達成と同時に、実社会の課題解決に立ち向かえる力を養成します。
このプログラムを推し進めるための羅針盤となるのが「MIシラバス」です。これは年間の授業計画表でありながら、生徒の認知発達段階を考慮して作成した学習のための設計図でもあり、生徒一人ひとりが自らの学びの道筋を理解し、主体的に段階的な成長を遂げるための重要なツールとなります。「3ブロック制」と「MIシラバス」で培われる確かな学力と豊かな人間性を通して、国境や文化の壁を越えて活躍できる真のグローバル人材を育んでいきます。
3ブロック制
※授業は1日6限(土曜日は4限)、50分授業
Aブロック(1年・2年)
少人数制の30人台クラス編成で、一人ひとりにきめ細かな指導を行います。英語・国語・数学・理科・社会の授業時間を重視し、確かな基礎学力を徹底的に身につけます。同時に、主体的に学ぶ姿勢や学習習慣を確立し、社会における自分の立ち位置を理解する力を養います。
Bブロック(3年・4年)
培った基礎力をベースに、論理的思考力や創造性を育みます。海外研修や芸術講座、自らテーマを設定した学術研究論文への取り組みなど、教科の枠を超えたプロジェクトを通して自己の興味関心や特性を客観的に分析することで、アイデンティティの確立を目指します。
Cブロック(5年・6年)
自ら決めた進路目標の達成に向けて、専門性を深めていきます。文系・理系の枠組みに加え、多様な選択科目を用意することで生徒一人ひとりの志望に合わせた学習を可能にします。難関大学受験に対応する高度な学力養成のほか、グローバル社会で求められる課題解決能力やコミュニケーション力も育成します。
MIシラバス
本校はシラバスの作成に力を入れています。シラバスとは1年間の学習のすべてをまとめた冊子で、授業内容、学習目標、使用する教材、成績のつけ方などが書かれています。シラバスを通して生徒は「何のために学ぶのか」「それを学ぶことで何が得られるのか」をあらかじめ把握することができます。
この学習の地図があることで、生徒は主体的に学ぶための方向性を見失わずに進むことができます。教員はシラバスに基づいた授業を進め、学期ごとに生徒からの授業に対する評価(アンケート)を受け、そのフィードバックをもとに授業を改善。翌年度以降のシラバスにもその内容を反映させ、常に進化する教育内容を提供します。